息子が中耳炎になってしまったので、抗生物質が処方されました(´ー`)
飲みやすいようコーティングされていると言っても、まだ3歳の息子は、口に含んで苦味が出る前にサッと水で流し込むとか出来ないわけで(T-T)
お薬飲めたねゼリーなど、飲みやすくするものはあるけれど、これって、「は〜、お薬飲むの嫌だな〜。でも、飲まなきゃ。」と自身で思えるくらい成長している子に適した商品だと思う。いちご味やぶどう味は、色もキレイでいいけれど、抗生物質用はチョコ味で、濃い茶色なので、見た目はあまり美味しそうじゃない(T-T)
今回、処方された薬の1回分の量です。
胃腸薬も混ざっているからか、結構量が多いです。
これをお薬飲めたねゼリーで包み込むとなると、1口分以上の量になります。
息子は特に好き嫌いが激しい&食べ慣れていないものは警戒するので、まず1口分を口に入れるのも大変。更に2口目以降は絶対に口を開けてくれないでしょう。
絶対に薬を飲まない!と決めている息子に、絶対に飲ませなきゃいけない!(*_*)
うちは、これを使います。
パンに塗るチョコクリーム
冷蔵庫に入れていたこともあり、硬めのクリームです。
スプーンは、丸みのあるものです。
金属製だと口の中や歯を傷つけそうで、これを使っています。
スプーンは深さが割とあります。本来はスープ用のスプーンなので。浅めの方が口に入れやすいですが、1口で決めたいので、多めにすくえる物にしました。
このスプーンで、チョコクリームをすくって、
こんもり1匙すくいます。
そして混ぜる!
粉をチョコクリームで包むとは考えずに、もうガッツリとジャリジャリ混ぜます。
チョコクリーム足りないかな?と思いますが、混ぜているとクリームが柔らかくなって、ちゃんと混ざります。
安易にチョコクリームを足すと、量が増えてしまい、飲ませるのが更に大変になります。
混ざったら、こそぎ取ってスプーンにすくいます。
混ぜてから時間が経つと、薬の苦味が強くなるので、急ぎます!
ここからは、心を鬼にして情け無用でいきます。少しでも怯むと、息子も私もチョコクリームまみれになるだけで終わってしまいます。
私「息子ー!チョコのお薬飲むよー!」
息子「おくしゅり、いやー!!!」
コタツの中に逃げ込んだ息子を引きずり出し、歯磨きの姿勢にします。(頭を膝に乗せる体勢)
あらかじめスプーンに全量をのせているので、大きな口を開けてくれれば、口の中にスプーンを突っ込む!前歯でこそぎ取る!
でも、相手も学習するので、2回目、3回目ともなると、絶対に口を開けてくれなくなります。
そんな時は、上唇、下唇をめくって、少量塗り付けます。
すると、ピチャピチャとチョコクリームを舐めだすので、これを繰り返します。
そのうち、固く閉じられていた上下の歯が少しゆるみ、隙間ができるので、その瞬間を逃さずにスプーンを突っ込んでいきます。
あとは、指やヘラで、スプーンの上のチョコクリームを口の中に押し込んでいきます。
唇もチョコクリームまみれになりますが、拭き取らずに出来るだけ舐め切ってもらいます。
チョコクリームが口から無くなったら、温かいお茶か白湯をあげます。
そして、口周りや顔についたクリームを拭いてあげつつ、強く抱きしめて、仲直りします(^-^)
チョコレートが好きな子なら、普通に「チョコ食べよー」と言って、穏やかにあげられるのですが、何日も続くと、必ず嫌がりだすので(*_*)
そして、実際に舐めてみましたが、後味に薬の味がするので、美味しいチョコではないです。
これをしていると、普段からチョコレートを好まなくなるので、あまりチョコを食べさせたくない方には、長い目で見れば逆にいいかも(^-^)
硬めのチョコクリームは、口の中に落としやすい、塗りつけやすいという利点があります。
そして、味も誤魔化せるので、意外と飲んだ後はケロッとしています。
3歳半ともなると、これ薬じゃないよー!とか、不意打ちが効かなくなってきます。
下手に騙すより、もう薬だとハッキリ言うスタイルにしています。
お薬が嫌なことは、分かる。しかし、これを飲まなくては治らない。かっちゃんは、あなたが大好きだから、絶対に薬を飲ませる。かっちゃんを嫌いになってもいい!抗生物質だけは、飲むと決めたなら、絶対に飲まなきゃダメなんだ!
どこまで理解しているかは不明ですが、毎回真剣に伝えています。
おかげで、最近は少しだけ戦いの時間が短くなってきた気がします。
飲まなきゃいけないことは分かっている様子。
でもまだ飲みたくない気持ちに勝てないという感じです。
更なる成長を待ちます(^^)
それぞれの家庭で、薬の飲ませ方があるんでしょうね。
みなさん、お疲れ様ですヽ(;▽;)